リーバイス501『MADE IN THE USA』が穿き込み開始から100日となりましたので2回目の洗濯(セカンドウォッシュ)してみました。
これまでの経過については、こちらのページを見てくださいね。
前回からの経過で言いますと、2回目の糊付けも行なってパリパリ感を復活させた上でこの1ヶ月間着用しました。
穿き込んでいるうちに自然と取れていくんですね。右足の当初のようなパリパリ感がなくなってきていたので復活してもらいました。
見ての通り右足だけピンピンです。こんな感じで3ヶ月目の穿き込みをスタートしました。
そして、2回目の洗濯をする前の姿がこちらです。
よーく見ると「ハチノスが出そう?」そんな感じの期待感を持って2回目の洗濯を行いました。
ざっと洗濯の手順も解説していきます。
2回目の洗濯(セカンドウォッシュ)の方法
糊を落としていく
まだ糊が残っている感じがありましたので、今回の洗濯でしっかりと落としきる意味も込めて、まずはぬるま湯につけてジーンズについている糊を柔らかくして落ちやすくしていきます。
私のミスで表向きでやっちゃいましたが、糊付けを内側にしているのならジーンズはひっくり返した方が糊がちゃんと落ちますよ。
1時間ぐらい放置したあと・・・
しっかり落ちてる感じがしますね。汚い・・・。
次は水を入れ替えて洗剤を投入し、つけ置き洗いをしていきます。
つけ置き洗い
じっくりと汚れを落としたいので、つけ置き洗いをすることにしました。つけ置き洗いをするなら、ナノコロイドがおすすめです。
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/06/denim-wash-2.html"]
ジーンズを浸して2時間放置しました。
途中、しっかり汚れが落ちて欲しいので押すような感じでモミモミしてみると・・・
えげつない感じでインディゴが落ちしてるようです。。
こちらのリーバイス501『MADE IN THE USA』は水分を含むとかなり色落ちする印象です。
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[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/05/501-usa.html"]
洗濯機ですすぎを行う
洗剤成分、糊、汚れをしっかりと落としきるため洗濯機に投入して、すすぎ+脱水をおこなっていきます。
脱水後の様子を見てみると、洗濯槽が真っ青です。
他のデニムを洗った時よりもかなり青くなってる印象です。洗濯槽をサッと拭いた方がいいかもですね。
乾燥機でしっかり乾かす
脱水後はコインランドリーに持って行って30分間乾燥させました。ちょっと湿ってたので本当は40分くらいやった方がいいかもです。
ちょっと長くなっちゃいましたが、色落ちの様子を確認していきます。
セカンドウォッシュ後の色落ち(穿き込み開始から100日+糊付け)
あれ?色落ちしてる?
よーく確認してみるとうっすら色落ちしてるような感じ。
バックポケットはなんとなく雰囲気出てきましたかね?
ポケットの淵に沿っての色落ちはとてもいい感じです。デスクワークだけに背面の色落ちは進みやすいですね。
ピンピンの赤タブ。おそらく丸まったりしない仕様なんでしょうね。
ハチノスの色落ちを確認してみます。
よーく目を凝らして見てみると、なんとなく糊付けした右足の方が進んでいるようね?けどほぼ誤差の範囲内と言っても良さそうな・・・。
続いてはセルビッジの色落ちを左右一気に比較してみました。
乾燥機に2回入れてるのでもっと変化があっても良さそうなんですがね。
チェーンステッチもうねりは見られますが、色落ちはうっすらと言った感じ。
糊付けの効果はどうだったか?
約3ヶ月にわたって糊付けしてみて思った事は3つ。
- デニムの硬さを補う事はできるけど?
- 穿き込み時間の方が重要。
- サイズにもこだわるべし。
硬さは補う事はできるけど、生地の質感も重要
糊付けしたことによりある程度は穿きシワが定着しやすくはなりますが、今回穿き込んだリーバイス501『MADE IN THE USA』の生地の特徴としては『柔らかくソフトな質感』です。感覚的には11オンス前後?
数日吊り下げておくと形が元に戻っていた印象なので、普段穿いている15オンス前後のデニムの方がクセがつきやすかったかな。
糊付けより穿き込み時間の方が大切
「結局かそうなんか」ってなっちゃいそうですが、やっぱり穿き込み時間は大切だと思いました。
- 着用期間 100日
- 着用頻度 週2〜3日
- 1日の着用時間 12時間ほど
週末しかデニムを穿くことが出きないという方は、セカンドウォッシュまで半年くらいは洗わずに穿き込んだ方が良さそうですね。
ヒゲを出したいならジャストサイズで購入すべし
インチアップして穿くとヒゲが付きにくい事はご存知の方も多いと思います。まさにその通りでして、今回穿き込んだリーバイス501は普段よりも2サイズくらいアップして着用していました。(※こぶし2.5個分くらいのゆとり)
写真を見て分かる通り、ウエストまわりにかなり余裕がありますよね。ヒゲをしっかりつけた色落ちにさせたいのならジャストサイズで購入するようにしましょう。
糊付けする?しない?
私はもう糊付けは『しない』と思います。
汗をかいたときの不快感・手間・穿き心地が落ちるなどのデメリットがやっぱりあるので、我慢する以上に満足感が得られるかといえばちょっと疑問ですね。
ただ、下記の条件が揃えばやってみても楽しいかなと思ってます。
- 穿き込み開始が冬であること(※大事!)
- 13オンス以上の生地
- オーバーサイズで強烈なヒゲをつけたい
こんな梅雨〜真夏にかけての一番洗いたくなる季節に穿き込みしてみた私が悪いのですが、色々と勉強になりますね。しかしながら冬場に穿き込んだとしても3ヶ月〜半年くらいは洗わずに穿くほうがいいでしょうね。
左から順に、リジッド・糊おとし直後・3ヶ月です。ちょっと色落ちしているかも?
最後にヒトコト。
スリム〜ジャスト〜ちょいゆとりくらいのサイズでしたら、糊付けせずに普通にしっかり穿き込むべし。その方が圧倒的に快適です^^