こんにちはTAKEです。
今回はデニムの糊付けについてです。
「本当に糊付けするとカッコよく色落ちするのか?」私自身のこのような疑問を解決するべく実施してみました。
☞糊付けしたのはリーバイス501 MADE IN THE USAです。
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/05/501-usa.html"]
デニムを糊付けするとその後どうなるか検証
まず始めにお伝えしておくと、私自身はデニムを糊付けして穿いたことがないです。
それはなぜかと言うとメリハリのある色落ちになるのはイメージが湧くのですが、汗かいた時にちょっとベタベタするのが嫌だったりとか、糊付けの工程がちょっと面倒くさかったりとかで今までしてこなかったんです。
ところがSNSでフォロワーさんのデニムを見ているとカッコよく思えてきて、やってみようついでに糊付けの効果を調べてみようと考えてみました。
- 同じジーンズを2本用意して、1本だけ糊付けして交互に穿き込む
- 1本用意して、片足だけ糊付けする
同じジーンズを2本用意する方法が一番いいのですが、これだと交互に穿くことになるので時間とお金が掛かります。そこで思いついたのが今回実施した半分だけ糊付けしてみて効果をチェックする方法です。
片足だけ糊付けして検証する
かなり賛否両論ある方法だと思うんですけども、自分にも読者の皆さんにもなるべくパッと見て効果を分かってもらいやすい方法がいいということで、片足だけのり付けする方法にしました。
しばらく穿き込んで糊付けによる色落ち効果を観察していきたいと思います。
糊付けの手順はこちら
糊付けの手順に関してはベルベルジンの藤原さんがやっている方法(※1ブログ※2YouTube)です。
(※1 http://berberjin.blog104.fc2.com/blog-entry-5030.html ※2 https://www.youtube.com/watch?v=HwM1mO_ymNA)
他にもネットで様々な方法が書いてあったりするので、手順に関しては軽く解説していきますが、どんな方法でやっても大丈夫だと思うので参考程度にご覧いください。
STEP1 洗濯のりの準備
スーパーとか薬局とかで売っている洗濯のりですね。
これだけいっぱい入って100円ちょっとなのでベタベタに糊付けしても、ジーンズ3~4本分ぐらいは使えると思います。
他に用途がないので困るところなんですが、安いのでまぁいいかなということで。
STEP2 ジーンズをひっくり返す
ジーンズをひっくり返していきます。表側に塗ってしまうと、表面をコーティングしてしまい色落ちしにくくなってしまうので裏側に塗りましょう。
STEP3 べた塗りしていく
洗濯のりを手にとってベタベタと塗っていきます。
今回は写真を撮るためにテーブルの上でやりましたけど、テーブルがベタベタになりますのでお風呂場でやるのがいいと思います。
最初はチョロチョロ手にとってやってたんですけど、だんだん面倒くさくなってきても洗濯のりをジーンズにドバーっとかけてやっちゃいました。この方法でも全然問題ないのでご安心を。
お好きなように楽しみながらやるのがいいと思います。
ヒゲの入る股のとこやセルビッチ周辺は特に入念にのりを塗り込んでいきましょう。
この後裏返して反対側もやっていくのですが、お風呂場で実施しましたのでちょっと飛ばします。
両面乗り込んだらそのまま天日干しします。(ベルベルジン藤原さんのYouTubeでは干す前に再びひっくり返してましたね。正直どちらでも大丈夫だと思います。)
STEP4 天日干し
天気の良い日だったら3時間ぐらいでパリパリになります。
その状態がこちらです。もうパリパリでして、よくのり付けした後に「ジーンズが立ちました!」というような写真を見たりするんですけど、見事に片足だけ「ピン!!!」と立ってる状態になりました。
STEP5 ひっくり返す
ひっくり返して状態を確認していきます。もう一度言いますと右足がのり付けしていて、左足がのり付けしてない状態です。
まず表面を見ていくとのりが多かったのか白くなっちゃってますけど、アタリがつきやすい膝の部分なんで、これはこれでアリかなと思います。
続いて裏面は、こちらも膝の部分がちょっと白くなっちゃってますけど、楽しみなんでこのまま穿いていきます。
糊付けの効果を調査していきます
乾燥後にちょっと穿いてみたわけですが、膝を曲げようとしてもカチカチに硬くて膝を曲げにくい状態です。
最初に曲げる時に、いい感じにシワの入る位置を手で支えながら足を曲げていきます。この日はお風呂に入るまでの間の4~5時間くらい穿き込みました。
その後の状態がこちらです。
すごくないですか?
右足だけが自分の形になっていると言うか、凄まじい形状記憶力と言うか、穿くのも大変でしたけど脱ぐのも大変でした。
今回糊付けした、Levis501『Made In The USA』の生地の特徴としては、かなり柔らかい生地感でして、穿き心地重視でリーバイスが生地をセレクトしてるのかなと思っています。
だから左足に関しては穿き心地が良くてすごく楽なんですね。ちょっと言い方が言い方を変えれば、ストレッチジーンズと言わないまでも、ツッパリ感をほぼ感じない穿き心地です。
反対に糊付けしてるほうは、足の肌に触れてる部分がどこもかしこもザラザラしてるような感じでなんとも言えん肌触りになってます。
暑い季節になってくると、体温と汗で糊がとけてベタベタすると気持ち悪いので、日中に関しては無理せずに気温の下がった晩を中心に穿き込んでいきたいと思います。
色落ち状況についてはまた記事を更新していくのですが、途中経過はSNSで投稿していこうと思いますので、アカウントをお持ちでしたらInstagramかTwitterのフォロー、ぜひよろしくお願いいたします♪
穿き込み経過はこちらの記事を見てくださいね。
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/06/rigid-fade.html"]