スウェットを干す時にこのようにハンガーを入れていませんか?
思っている以上にネックリブに負担がかかり伸びてしまいます。
お気に入りのスウェットを長く着るには洗い方・干し方が大事です。
特にアメカジブランドが生産している『吊り編み機』を使って編まれたスウェットは、空気をたくさん含んだ柔らかい生地が多いため、よく伸びてよく縮みます。
そこで今回の記事では型崩れを防ぎ、長く着るためのコツをお教えします。
- 洗い方のポイント
- 干し方のポイント
- 部屋干しで暖房を使うと早い
- おすすめハンガー
などを中心にまとめています。
全くもって難しいことはなく簡単な手順とちょっとだけ必要なアイテムがあるだけで、お気に入りのスウェットを型崩れを防ぎつつ、早く乾かすことが出来ますよ。
最後までご覧くださいね。
スウェットの洗い方のポイント
洗濯ネットに入れる
洗濯ネットに入れるのは基本中の基本。
スウェットが他の衣類と絡まって型崩れしてしまうのを防ぐために使用します。
できるだけ大きめの洗濯ネットに入れる方がいいです。
小さいネットに入れるとスウェット生地が重なりしっかりと洗えていなかったりするのでサイズ選びに注意しましょう。
一般的な『大サイズ』のモノならOK。
洗濯ネット自体にめちゃくちゃこだわるよりも、ちゃんと入れて洗濯することが大切。
裏返す
プリントの入ったスウェットなどを購入時の雰囲気をできるだけ長く保ちたい場合は、裏返す工程が必須です。
私は裏返しはしません。なぜなら、プリント部分の経年変化もスウェットを着る楽しみの一つだと思っているからです。
- なるべく新品に近い状態を保ちたい → 裏返す
- プリントの経年変化を楽しみたい → 裏返さない
お好みに合わせてどうぞ。
スウェットの干し方のポイント
ハンガーは裾から入れよう
スウェットのネックの部分が伸びきってしますとだらしない感じになってしまいます。
ハンガーを入れる際は無理やりネックから入れるのではなく、裾から入れると生地への負担が少なく干すことができます。
少しめんどくさい工程かもしれませんが慣れればどうってことない作業ですよ。
スウェットを着用した時の首回りの印象はすごく大切だと思うので、ハンガーを裾から入れるのはかなり大切だと思います。
厚みのあるハンガーを使おう
水分を含んだ衣類(特に綿100%)はとても重たくなります。
スウェット系は特に水分を含むことによって重量が増してしまうため、針金ハンガーに吊るすと、重みで肩の部分が飛び出てしまいます。
また厚みのあるハンガーを使うとスウェット内部に空気が通りやすいため早く乾燥させることができます。
生乾きのにおい防止にも効果的です。
袖を肩の部分にかけておくのもいいですね。
袖をそのまま垂らしておくと脇の部分が乾きにくいですが、肩にかけておくとよく乾きます。
ただ、途中で戻してあげるのがポイントです。
脇の辺りがだいぶ乾いたなと思ったら袖を元の位置に戻してあげましょう。
物干し竿に垂らすのもOK
スウェット生地に一番負担をかけない方法は「竿にだらっと垂らすことだよ」と、某アメカジショップのオーナーさんに教えていただきました。
ちょうど胸の部分が竿にかかるように吊るします。
この方法ですとスウェットのダメージを最小限に抑えることができますが、風の通りが悪くなるため少し乾きにくいです。
途中でひっくり返してあげましょう。
物干し竿に余裕のある方はやってみてください。
乾燥機はNG!
吊り編み機によって編まれたスウェットの特徴は、ふんわり空気を含んだかのような柔らかさですが、一方でよく伸びてよく縮みます。(※吊り編みスウェット に限らず、縮ませたくない衣類を乾燥機で乾かすのはNGと覚えておきましょう。)
業務用乾燥機のように高温で一気に乾燥させる方法をとると、1サイズ~2サイズくらい縮んでしまうこともあります。(※縮んで着れなくなってしまった経験あり)
スウェットは、自然乾燥がベストの方法といえるでしょう。
暖房を有効活用すると早く乾く!
冬の時期に早く乾燥させるには、暖房の風が当たるところに干すのが結局のところ一番早く乾燥させることができます。
暖房の風であれば、業務用乾燥機のように高温ではないのでスウェット生地の縮みを心配する必要はありません。
エアコンに取り付けるものであれば、重たいものは避けた方が良いですが効率よく乾燥させることができます。
お部屋の乾燥を防ぐことができて一石二鳥!
部屋干しですと、紫外線による色褪せも防ぐことができますので新品の風合いをできるだけ長く保ちたい方は部屋干しをおすすめします。
洗濯物の量が多いなら、部屋干し用ハンガーラックがおすすめ。
あると便利な部屋干し用ハンガーラック。キャスター付きを選ぶと移動が楽です。
おすすめハンガー5選
【ダイヤ 型崩れしないハンガー 3本セット】
「裾から入れるのはめんどくさいよ!」という方はぜひ。
ネックの部分を伸ばさずに入れることが可能になっています。また、肩の部分が肩幅に合わせて伸び縮みするようになっているのでお持ちのスウェットに合わせてジャストサイズに調整することが可能です。
素晴らしいアイデア商品ですね!
【トレーナー用ロングハンガー 】
肩のパーツが伸びるようになっていて、かなりの幅広タイプです。
胴から肘くらいまでカバーすることができるので、型崩れを防ぎます。
【幅広トレーナーハンガー 4個セット】
こちらもアームが伸び縮みするタイプですが、突起をつまむだけでハンガー本体を折りたたむことができるので取り入れがラクチン。
【ハイパードライハンガー】
こちらは効率よくすき間を作ることで速乾性を高めた商品。
【らくらくパーカーハンガー2個セット】
「パーカーのフードの部分が乾かない!」の悩みに答えてくれる商品。
引っかける所があるので超便利。
アメカジ好き家庭なら起こっているであろう『パーカー乾きにくい問題』が、このハンガーなら解決できます。
お気に入りのスウェットを長く着よう!
まとめますと…
- 洗濯ネットに必ず入れる(必要に応じて裏返す)
- 厚みのあるハンガーで干す
- ハンガーは裾から入れる
本当にこれだけ。めっちゃ簡単ですね。
少しのコツと手間をかければお気に入りのスウェットの型崩れを防ぎ、長くきれいな状態で愛用することができます。
かんたんなことなので、ぜひやってみてくださいね。
ジーパンの洗い方やニオイの取り方はこちら。
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