お気に入りのTシャツを長く着るため洗濯方法にもこだわってみませんか?
ということで、ちょっと丁寧なTシャツの洗い方を解説していきます。
普段よりも一手間かかるかも知れませんが、大事なTシャツを長く愛用することができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
Tシャツのちょっと丁寧な洗い方
今回は無地Tやプリント系といった感じで色んなパターンのTシャツの洗い方を見ていきましょう。
まずは洗剤の使い分け方について解説していきます。
洗剤について
普通の洗剤?というものには蛍光増白剤という成分が入ってまして、これが何かと言いますと『白いものをより白く見せるための成分』なんですね。(※花王 蛍光増白剤とは?)
つまり、「真っ白のTシャツやワイシャツなどの白さをキープするにはいいけど、他の色の服に使うと白っぽくなっちゃうよ!」ということです。
かなり細くてめんどくさいかも知れませんが、厳密にいうとベージュや生成りと言った白っぽいカラーも『真っ白』ではないので風合いが少し変わってしまうこともあるということを覚えておきましょう。
『蛍光増白剤』と言えば、ジーンズの洗剤にこだわったことのある人なら知っているかも知れませんね。「ジーンズが白っぽく色落ちしちゃう原因のアレ」です。蛍光増白剤の効果?はこちらの記事を見ていただいた方がわかりやすいかも知れません。
☞デニム用洗剤の効果は?ナノコロイド・おしゃれ着用・普通の洗剤で比較レポ
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以上のことから、
- 白のTシャツには、普通の洗剤。
- それ以外のTシャツには、お洒落着用洗剤。
このように分けて洗うと、新品時の風合いをキープしながらTシャツを長く着ることができるでしょう。
洗剤の使い方について解説していきましたが、白い衣類と黒い衣類を一緒に洗うと色移りすることもあるので、そう言った意味合いでも分けて洗うといいと思います。
プリントTシャツの場合はどうする?
こちらはラバープリント。パキパキと割れてくるのが特徴です。
着用や洗濯の摩擦によって変化は出てきますが、新品時の風合いをなるべくキープしたい人は一手間加えるようにしましょう。
ひっくり返すだけです。
こうすることで直接の摩擦が軽減されるので、プリント部分への刺激を最小限に抑えることができます。よって新品時の風合いを維持できるということですね。
こんな感じですね。
プリント系Tシャツの風合いを維持したい方は必須ですので、『洗うときに裏返す』と覚えておきましょう。
洗濯ネットに入れる
ひっくり返したTシャツは洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットに入れるのは、衣類同士が絡まり合って型崩れを起こしてしまうのを防ぐためですね。
洗濯ネットは基本中の基本ですね。
ぶっちゃけなんでもいいと思いますが、私は網目が細かいタイプの洗濯ネットが好みです。
ここまできたら準備完了です。洗濯機にインしましょう。
今回は真っ白のTシャツを洗うので洗剤はアタックを投入しました。
干すときの注意点は?
このようにグイーンと引っ張ってハンガーを入れるのは、ネックが伸びてしまいますのでよろしくありません。
裾の部分からハンガーを入れるようにしましょう。
衣類全般に言えることですが、裾から入れることで首回りの伸びを防ぐことができます。
あとは針金ハンガーだと重みのかかる部分に負担がかかりやすいです。Tシャツだったら軽いからと言って甘くみてはいけません。思っている以上に肩の部分が「ツン!」と飛び出てしまいます。
ちょっと厚みのあるハンガーや、滑り止めのあるハンガーを使うとより型崩れを防ぐことができます。
左が滑り止めの付いたハンガーで、右が針金ハンガーです。肩の部分の出っ張り具合が違いますね。
ちょっとした一手間とコストですが、型崩れを防ぎながら長く着用することができます。
干すときのコツは?
写真の肩の部分を見ていただくとわかるように、直射日光に当たると紫外線の影響で色褪せてきます。
色褪せを防ぎたい人は風通しの良いところに陰干しすることをおすすめします。衣類用乾燥機を使うのもいいですね。
反対に直射日光に当てまくって色褪せ感を出すのもあり。好きなように着て洗って干してを繰り返すと、古着屋さんに売っているビンテージTシャツのようなアジのある雰囲気になっていきます。
長く愛用するために一手間加えよう
Tシャツも一手間加えることで長く新品のような状態を維持させることができます。
丁寧に洗って新品の状態を維持するも良し、ガシガシ洗って古着のようなエイジングを楽しむも良し。
かなり丁寧な洗い方を解説していきましたが、私自身が実践しているのは
- 洗濯ネットに入れる
- ハンガーは裾から入れる
正直言ってこれくらいですかね。
お好みに合わせてやってみてくださいね。
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