TwoMoonのスウェットパーカーが長期の着用により、良い感じに変化してきたので改めてレビューしていきたいと思います。
今回の記事では…
- TwoMoonとは?
- スウェットパーカーのディテール解説
- TwoMoonのスウェットの魅力とは?
などについて解説しています。
上質なスウェットをお探しなら1度は名前を聞いたことがあるであろうブランド『TwoMoon』、今回はその魅力に迫っていきます。
TwoMoonとは?
現代ではその形の変わらないものに対して毎日新しいデザインが生み出され、それをファッションと呼んでいる。私たちはファッションではなく、毎日を生きていくための「着る道具」をつくりたいと思った。そこには虚飾やエゴはなく、生活の中に必要な「ハレとケ」それぞれの服ができた。[Two Moon]の名に恥じないものができたと思っている。
http://www.two-moon.com/#ontime
TwoMoonが作る『服』には派手なプリントや装飾がなく、基本的に無地。
毎日着るウエアを、確かな質と縫製で勝負し生産しているメーカーです。
中でもスウェットが有名であり、高品質と評判です。
スウェットのディテール解説
全体像
ぱっと見は、白い縫製糸が印象的。
しかしそのシンプルさの中にビンテージスウェットのディテールがたくさん含まれています。
それでは詳しく見ていきましょう。
フードの紐
フードの紐は、内側から出るように作られています。
大半は外側に出るように作られているので珍しいですよね。
タグ
サイズは、42-44。
一般的にはLサイズ相当です。私は少しゆったりめに着用しています。
フリーダムスリーブ
特徴的な袖付け方法、フリーダムスリーブです。
肩の可動性をよくするために考案された袖付け方法で、ビンテージスウェットに見られるディテールです。手間がかかるため生産期間が短かったといわれています。
≪フリーダムスリーブについてはこちらの記事も参考にどうぞ≫
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/10/cushman-sweat.html"]
針抜きリブ
フリーダムスリーブの脇の部分には、針抜きリブの生地があてられています。
これは他のスウェットにはあまりない特徴だと思います。
ジッパー
ジッパーには、『universal』が使われています。
両開ジップ方式が採用されており、体温調整がしやすいです。
TwoMoonの魅力
抜群の着心地と耐久性
TwoMoonのスウェット生地は、ヘビーウエイトでありながらも柔らかさを失わない独特の質感。これが着心地と人気の秘密。
繰り返しの着用にも耐えうる耐久性としなやかさもあります。
私のパーカーも、度重なる着用と洗濯により表面は色褪せてきていますが、生地感も裏起毛もまだまだ現役。
1つ持っていれば10年以上は余裕で着用できる、耐久性を合わせ持った生地といえるでしょう。
ビンテージ感と使い勝手の両立
【ビンテージ感】
袖・脇・裾の部分にはビンテージスウェットでおなじみの針抜きリブが採用されています。伸縮性の良さに加えて、見た目のアクセントにもなって良いですよね。
もちろんフリーダムスリーブもビンテージのもの。
1つのパーカーでたくさんのディテールを楽しむことができます。
【使い勝手】
ジッパーには両開タイプが採用されており、体温調節が容易。
アメカジスウェットで両開ジッパーはめずらしいんじゃないでしょうか。
ビンテージのディテールだけでなく、利便性も追求したTwoMoonならではのデザインですね。
価格がお手頃
TwoMoonのスウェット類の価格帯はおおよそ10,000円~15,000円ほど。
その他のブランドだと、3,000円~5,000円ほど高くなると思います。
この着心地と品質を考えたらお手頃といえるでしょう。
好きなアメカジブランドがあれば話は別ですが「特にブランドにはこだわりはないけど、シンプルで上質なスウェットが欲しい!」といった方には、TwoMoonがおすすめです。
TwoMoonが作る上質なスウェットをぜひ着てみてくださいね。