先日大阪に買い物に行った際にウエアハウスで購入した新たなアイテム、Lot 4097 88/12杢ポケットT。
以前から綿100%の杢グレーのTシャツは愛用していましたが、今回は綿88%レーヨン12%という素材の80年代のチャンピオン製のTシャツなどによく使用されていたタイプ。
レーヨン特有のテロっとした肌触りが夏にぴったりの1枚です。
ぜひチェックしてみてください。
ウエアハウスの88/12杢ポケットT購入
グレー、ネイビー、グリーン、レッドの4色展開で私が購入したのはレッド。
白がチラつく霜降りカラーなのでレッドといえどもピンク寄りのカラーで派手すぎず着やすい1枚かと思います。レッドが一押しではありますが、実物はグリーンもすごく良かった。
毎シーズン展開されるならぜひとも色違いで買っていきたい1枚です。
それでは購入時は水通しがされていないので、恒例の縮みチェックをしていきます。
洗濯して縮みをチェック!
まずは肩幅から。
- 洗濯前→43.5cm
- 洗濯後→43.5cm
杢系のTシャツはすごく縮むイメージがあったんですが、そうでもないみたい。
続いては身幅。
- 洗濯前→51.5cm
- 洗濯後→49.0cm
こちらはワンサイズ分くらいしっかり縮みました。
最後は着丈。
- 洗濯前→70.0cm
- 洗濯後→68.0cm
まとめるとこのような結果となりました。
洗濯前 | 洗濯後 | |
肩幅 | 43.5cm | 43.5cm |
身幅 | 51.5cm | 49.0cm |
着丈 | 70.0cm | 68.0cm |
そこまで大幅に縮むことはなかったですね。
今回はゆったり目で着用しようと思いジャストからワンサイズ大きめを購入しました。どうしてもサイズ感が気になるようになればコインランドリーに持ち込んで調整すればいいよね。
実際に着てみると綿100%よりもテロっとした肌触りで心なしか冷んやりしているような?
レーヨンはもともと高級品であったシルクの代用品として開発されただけあって、シルクのような滑らかな肌触りを持つのが特徴。軽さと柔らかさ、そしてサラリとしたドライな心地良さを兼ね備えた素材とのこと。
とは言っても12%なのでどれほど貢献しているかは定かではありませんが、綿100%と着比べると明らかに肌触りや着心地が違うのです。
この着心地はぜひとも体験してもらいたい1枚。
チャンピオンのビンテージ8812と比べてみる
当ブログらしい比較とも言えますが、ビンテージチャンピオンのTシャツと比較してみました。
素材はご覧の通りどちらも8812です。
素材の比率はもちろんのこと、タグのカラーや字体など、かなり似ているんじゃないでしょうか。
またネックラインの縫製なんかも非常によくできてますね。
これだけみるとどっちがどっち?
ボディに関しても素材が同じなだけあって質感バッチリ。右のビンテージチャンピオンの霜降りブルーは約50年前のものとあってやはり毛羽立ちが目立ちますが、おそらく着込んでいくとこのように変化してくるのでしょう。
もちろんビンテージには時間の経過による圧倒的な雰囲気と個体差という唯一無二の魅力があります。しかし、新品でこれだけの質感が手に入るのなら、よほどのこだわりが無い限りコレでいいのではと。
さすがウエアハウス製と言いたくなる造りです。
ウエアハウスの綿100%杢グレーと比べてみる
お次はウエアハウスの定番Tシャツ4601と比較してみます。
主な違いはネックラインの縫製と生地感ですね。
定番品のネックラインはパイピングを噛ませることでネックラインが伸びてこないように補強されています。対してLot4097 88/12杢ポケットTはそういった補強はありません。
先ほど見ていただいた通りのビンテージに倣った縫製仕様ですね。
生地感に関しては全く違いますね。定番品はムラ糸を使用していることによってうっすらと横段のような陰影が生まれてくるのが特徴的です。また綿100%だけあってふんわりしていながらもやはり強度を感じる生地感です。
がっしりした中厚手のTシャツがお好みなら定番品がおすすめ。
☞ウエアハウスの定番Tシャツの比較【Lot4601と Lot4064セコハンT】
今夏のTシャツはこれで決まり!
特に実際のビンテージと見比べてみた時に着込んで洗ったらこうなるんだろうなと思える見事な作り。見た目、質感ともにさすがですね。
綿100%よりも軽やかな8812、この夏の1枚としていかがでしょうか?