ウエアハウス2019秋冬コレクションのわたくし的、超目玉商品である『大戦モデルのデニムジャケット』を購入しましたので早速記事を作成しました。
発売されてまだ間もないのですが、アメカジショップでは完売になっている所もあるほど人気の高いアイテムになっています。
今回の記事では・・・
- ウエアハウス DD-S2001xxのディテール解説。
- 新生地についての考察。
- 大戦デニムジャケットのコーデ。
などを中心に作成しています。
実際に見て・触れて感じたのは「そりゃ人気出るわな~」と言いたくなるほどの完成度の高さと雰囲気の良さです。
かなりおすすめのGジャンなので、じっくりとご覧くださいね~!
WAREHOUSE DD-s2001xx 大戦デニムジャケットの特徴
品番【DD-S2001xx】の ”S” については、簡略化された( Simplefied )の頭文字の ”S” がつけられています。
≪大戦モデルのざっくりとした特徴は…≫
- フラップなしのポケット。
- フロントボタンが4つに簡略化。
- 月桂樹ボタン
- 新開発された、6.7番×6.6番のWW2モデル生地を使用。
新生地についての考察は、ブログ中盤で行っています。
それでは細かくディテール解説をしていきます。
小さめの襟
ファーストタイプの特徴である小さめの襟。
当然ですが「ピンっ」とならない分、ワークな雰囲気ですね。
飛び出ている糸も雰囲気を高めてくれていると思っています。
パーカーなど首元にボリュームの出るアイテムとも合わせやすいため、個人的にお気に入りの仕様です。
革パッチ
直営店予約の初期ロット限定の革パッチです。
通常ロットはエイジング加工革パッチになります。(下の写真)
エイジング加工革パッチもカッコいいので、正直言うとどちらでも良かったかなと。
せっかくなので革パッチのエイジングも楽しみたいと思います。
フラップなしのポケット
大戦モデルの大きな特徴である『フラップなし』のポケット。
大戦下の物資統制により、簡略化されたことにより生み出されたディテールの象徴ともいえる存在。
これが意外とシンプルな見た目でいいんですよ。
ドーナツボタン
今回の大戦モデルでは、フロントボタン4つ・袖口に2つに月桂樹ボタンが使われています。
サビてくるとまた雰囲気が上がりますのでとても楽しみですね。
赤タブ
上下に白い線が入る赤タブ。
私は見たことありませんが、このようなタブがビンテージでも存在したそうな・・・。
ボタン裏
ファーストタイプの特徴である、ぷっくりとしたボタン裏。
プリーツ
ファーストタイプとセカンドタイプの特徴である『アクションプリーツ』です。
ワークウエアとしての『機能性』を高めるために備わったディテールですね。
まじまじと観察していて 「横幅短くないか?」 と思ったのです。
そこで計測してみました。
≪大戦モデル 横幅3㎝≫
≪通常ファーストタイプ 横幅4㎝≫
やっぱり大戦モデルは、1㎝短かったです。
シンチバック
シンチバックは『刻印入りの針刺しシンチ』が使用されています。
グサッといくのも良し、そのまま着用するのも良し。
私はどうしてやろうか考え中です。
リベットの刻印について
【刻印なし】
【刻印あり】
シンチバックのリベットの左右を写真に収めてみました。
右側だけ刻印ありのリベットが使用されています。すんごいマニアックなディテールですね。
ちなみに、胸ポケットと袖のリベットも刻印なしでした。
お恥ずかしい話、私は全く気づかなかったのですが『Instagram』でお友達のヒロシさんが見つけてブログで紹介していたのを拝見しまして、自分のも確認した次第です。
→ヒロシさんのブログ『ヒロシのデニム日記』もぜひ。デニム愛がビンビン伝わってきます。
ちなみにリベットの裏側は、いずれも刻印入りでした。
新生地について
左が大戦モデル、右が購入してから約1年経過で1回洗ったファーストタイプです。
≪大戦モデル≫
- 新開発 WW2生地
- 約14oz 6.7番×6.6番
- 色味 どす黒い
≪ファースト≫
- 定番バナー生地
- 13.5oz 7番×7番
- 色味 やや青っぽい
色味が全く違いますね。
大戦期の生地とは
大戦下のもとで生産された ”S501xx” の色の濃い風合いが再現されています。
また、物資統制下であったためにパーツの簡略化が行われたので、せめて生地だけでも ”しっかりと” ということでリーバイス社がコーンミルズ社に依頼して生地のオンスを上げたという話です。
こういった話にはロマンがありますよね。レプリカのデニム製品を着用する際の個人的なお楽しみポイントです。(安ジーンズやハイブランド物にはストーリーがないですからね)
ただ大戦時は様々なディテールのデニムが生産されていたのも事実です。(代表的な例が、ポケットのスレーキやリベットの有無、フロントボタンの形状など)おそらく、生地も様々なオンスや種類の物があったでしょう。
ビンテージジーンズの再現性という点では最高峰だと思うウエアハウスが作る、レプリカジーンズですから現存するビンテージジーンズの ”その1本” に近い生地感や風合いで作られていると思います。
しかし、物資統制下の歴史的背景もありますから、大戦期の生地=こんな感じ。という解釈よりも、大戦期の生地=こんな風なのもあった!という認識の方が良いのかなと思いました。
ちょっと考えすぎですね(笑)
もっと単純に楽しむべし。
生地感について
※左が大戦モデル。右が定番のバナー生地です。
色に関して言えば、比べて見るとよくわかりますがかなり濃いめです。染料を濃いめにして中白の糸にしているため、今まで以上にメリハリのある色落ちになるそうです。
使用されている綿花は明かされていないのでわかりませんが、ドライな肌触りが特徴の綿花では?勝手に思っています。
オンスの割には厚みを感じますが、硬さはあまり感じないので馴染みのよさそうな生地感です。
コーディネート
※175㎝65㎏で、40サイズ着用。
普段のジャストサイズは、38なのですが今回はゆったりめに着用できるようにサイズアップしました。
武骨な雰囲気が増したので、サイズアップして正解だったと思います。
- デニムジャケット DD-S2001xx 大戦モデル
- スウェット Lot.403 セットインフリーダム
- ボトムス Lot.1097 モンキーパンツ
見事に全身ウエアハウスです。
コーディネートは随時追加していきます。
≫アイテムの記事はこちらからどうぞ。
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/04/lot403.html"]
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/05/warehouse-lot1097.html"]
新作の大戦モデルは『買い!』
今回の大戦モデルは、生地感・ディテールともに完成度の高いGジャンに仕上がってます。ズバリ『買い!』です。
新生地の色落ちもめちゃくちゃ楽しみですので、メリハリを付けるために1シーズンか2シーズンほどしっかり着用してから、セカンドウォッシュしたいと思います。
武骨な大戦モデルですので、少しラフに着用するのがおすすめですよ!
1シーズン着た色落ち状況はこちらのページをご覧くださいね。
☞Gジャンの色落ち記録【ウエアハウス DD-s2001xx】
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/08/dds2001xx.html"]