「真冬でもGジャンが着たい!」
そんなGジャン好きの希望を叶える『WAREHOUSE 2001xxブランケット付きデニムジャケット』についての記事です。
ブランケットライナーがつくことで価格が少々上がってしまいますが、着れば大満足すること間違いなしの一品。
今回の記事では下記の項目をメインに解説しています。
- 『WAREHOUSE 2001xxブランケット』のディテール。
- ブランケット付きGジャンの防寒性。
- ブランケット付きだからこそ味わえるの魅力。
冬に大活躍のアウターなので、じっくりとご覧くださいね。
WAREHOUSE 2001xx(ファーストタイプ)の特徴
デニムジャケットの品番について
ウエアハウスのデニムジャケットは、3型の展開があり
- 1st(ファースト)デニムジャケット『2001』
- 2nd(セカンド)デニムジャケット『2002』
- 3rd(サード)デニムジャケット『2003』
末番の数字によってデニムジャケットの型がわかるようになっています。
※3rdタイプは定番品としてされているわけではないのでご注意を。加えて、ブランケット付きGジャンが販売されたのは、1stタイプと2ndタイプの2種類の展開でした。
パッチ
ウエアハウスでは定番の鹿革パッチです。
牛革と比べると変化が乏しいように感じますが、変化していくと・・・
色が濃くなり、文字も読み取りにくくなっていきます。
片ポケ
一目見て『ファーストタイプ』とわかる片ポケ。
フラップをめくると、リベットにより補強が加えられています。
フラップ裏にはライトオンスのデニムが使われています。
フロントプリーツ
『ファーストタイプ』と『セカンドタイプ』に見られるフロントプリーツ。
運動性を高めたり、装飾性を上げたりするための技法。
カフスの位置
腕の内側にくるように取り付けられたカフス。
腕を机の上に置いたときにボタンが当たりません。ファーストタイプだけの仕様。
シンチバック
シンチバックも『ファーストタイプ』だけに見られる特徴です。
シンチバックは、黒塗りされた『針なしシンチ』です。
『針なしシンチ』は、主に戦後(1947年~1952年ごろ)のGジャンに使用されています。→(ファーストタイプの後期)
黒塗りされた塗装が少しはがれてきているのがわかりますか? 経年変化を楽しめるポイントです。
セルビッジ付き
嬉しいですよね、セルビッジ付き。
ブランケットライナー
ウールとコットンの組み合わせによって再現されたブランケットは、柄も良く何ともいえない良い雰囲気。
肌触りは、ウール独特のチクチク感も少なく良好です。
DDシリーズだけの『Tバック』仕様
通称『Tバック』は、ビンテージGジャンのビッグサイズのみのディテールです。
普通サイズは1枚生地で構成されていますが、サイズを大きくするため左右2枚を真ん中で縫い合わせています。その縫い目が『T』の字に見えることから愛好家の間で『Tバック』と言われたのが始まりです。
※ウエアハウスのデニムジャケットDDシリーズでは、サイズに関係なく『Tバック』仕様が採用されています。
サイズ感について
ブランケットがつくことで少なからずボリュームが出ます。いつものサイズで購入すると特に脇周辺が窮屈に感じると思います。
私は1サイズアップで購入しましたのでご参考に。
※175㎝ 65㎏で、サイズ40を購入。
ブランケット付きGジャンの防寒性
気になるのはブランケットがつくことにより防寒性がどれだけ上がるのか?
ダウンジャケットの防寒レベルを★10個として比較してみました。
アウターの種類 | 防寒レベル |
ダウンジャケット | ★★★★★★★★★★ |
デニムジャケット(ブランケット付き) | ★★★★ |
デニムジャケット | ★ |
軽くて暖かい、最新の高性能ダウンジャケットにはもちろん劣ります。
で・す・が、ブランケット付きGジャンもそこそこ暖かい。
インナーにスウェットを着てしまえば真冬でも問題なく過ごせます!
アウター特集はこちらのページをどうぞ。
☞アメカジのおすすめアウター16選【スタイル別に防寒性も記載してみた】
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/12/winter-fashion.html"]
ブランケット付きGジャンの魅力
シワの入り方
ブランケットライナーが付くことによって厚みが出ることに加え、デニム生地とブランケット生地の縮率が異なるため大ぶりなシワが入ります。
ブランケット付きデニムジャケットでしか味わえない色落ちのパターンといえるでしょう。
※色落ちはまだ少ないので、進んできたらレポートします。
チラ見せしたいブランケットの柄
ブランケット付きGジャンの存在を知らない方もいます。そんな方には見せつけてやりましょう!
見せつけてるわけじゃありませんが、「何そのGジャン?」って結構聞かれますよ。(いや、見えるように袖をまくって着ています)
地味な色になってしまいがちな冬のコーデに、袖を1ロールするだけでちょっぴりアクセントを出すことができます。
ブランケット付き、すごくいい
ユーザーとして、正直な感想をまとめますと・・・
メリット
- 真冬もOK
- 柄がカッコイイ
- 人と被らない
デメリット
- ちょっと重い
このような感じになりますが、デメリットをはるかに上回る満足度!
90年代のビンテージブームの時は人気がなく、わざわざライナーを剥がして売りに出されていたこともあるブランケット付きのデニムジャケット。
こうして現代にリバイバルしてくれているウエアハウスに感謝ですね。
色落ちの様子は、進み次第レポートしていきたいと思います。
>>デニムジャケットの記事はこちらからどうぞ。
リーバイス→ LEVI'S® VINTAGE CLOTHINGで見る【年代別デニムジャケット特集】
2ndタイプ→ WAREHOUSE 2002xx【ディテールてんこ盛りの2nd】
3rdタイプ→ UES デニムジャケット【美シルエットが魅力】