ウエアハウスの定番スウェット『Lot.401』についての記事です。
今回の記事では…
- ウエアハウスLot.401とは?
- 経年変化について
- スウェットのサイズ感
などを中心に解説しています。
数あるアメカジブランドのスウェットの中でも、ウエアハウスが作るスウェットのふんわり感は格別!
じっくりとご覧くださいね。
ウエアハウス【lot401】とは?ディテール解説。
「lot401」はセットインスリーブと少しだけゆとりのあるシルエットが特徴の定番スウェットです。
ではディテール解説をしていきます。
はめ込みタイプの「両Vガゼット」です。
汗止めや伸び防止のためのディテールといわれています。
セットインスリーブは「lot401」の代表的なディテールです。
肩から脇にかけて真っ直ぐ縫製されています。
1930年代の古いスウェットにあるディテールです。
脇の部分をピックアップしています。
脇から裾にかけて縫い目がありませんね。
ビンテージスウェットに多い「丸胴」といわれる特徴です。
スウェット自体が筒状になっているので、縫い目があたらず着心地が良いといわれています。
→ (素肌で着るわけではないので、正直そんなに実感はない)
フラットシーマによる縫製が多用されています。
こちらも肌へのあたりが優しく着心地が良いとされている縫製方法です。
筒状のリブではなく、フラットシーマによる縫製がされています。
以上が代表的なウエアハウスのスウェット「lot401」のディテールです。
かなり色も抜けており経年変化してきていますね。
スウェットの経年変化。
生地感と色の経年変化。
フワフワとしていた表側のボディもややガッシリしてきました。
(ガッシリした生地感に変化していくのは濃い色のスウェットの特徴です。オートミールや杢グレーは柔らかい質感が続く傾向にあります)
それではスウェット生地の退色や良い意味でのヨレ感などの経年変化を見ていきます。
この写真は実物の色味にかなり近いと思います。
最初は立ち気味だったネックラインも着込んでいるうちにいい感じにヨレてきました。
擦れやすい部分なので退色も進んできています。
裏起毛は購入当初はかなりふわふわで柔らかい感じでした。
着込むほどに起毛がつぶれていき、現在はタオルケットのようになっています。
耐久性とは紙一重の部分はありますが、経年変化が非常にわかりやすく、ビンテージスウェットの質感にぐんぐん近づいていくのがウエアハウスのスウェットの特徴であり良さだと思います。
目に見えて変化がわかるので、それを楽しみながら着用していただきたいスウェットです。
耐久性を求めるならクッシュマンのスウェットがおすすめです。
経年変化の比較(1年着用)
妻とお揃いで購入したので同じスウェットが2枚あります。
並べて経年変化の比較をしていきます(妻がほぼ着ていないので)
左が、ほぼ未使用の妻所有のスウェット。
右が、1年着用した私のスウェットになります。
では経年変化をみていきます。
左側は、生地もまだキレイ。
右側は、生地やフラットシーマの縫い目に毛羽立ちが見られます。
色もくすんだ様な色味に退色してきています。
右側の方は、袖リブの毛羽立ちがすごいですね。
色の退色も良くわかります。
私は室内で乾燥をしていたのでそこそこの退色ですが、よりフェードした色合いに経年変化をさせたい方は、太陽光にあてることによって起こる日焼けの経年変化を目指してみても良いと思います。
→フェード感ある退色をさせたいなら晴れた日に屋外で干す!
ラバープリントの経年変化を見ていきます。
経年変化の起こりやすいプリント技法ではありますが、一目瞭然。
着用と洗濯頻度の差が顕著に表れています。
1年の着用なのでまだまだこれからですが、長く着て経年変化を楽しんでいきます。
≪ウエアハウスのスウェット「lot403」の記事はこちら≫
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/04/lot403.html"]
定番スウェット「lot401」と「lot403」の比較も行っています。
特徴が異なりますので合わせて見てくださいね!
スウェットの洗濯方法
ここで私が行っているスウェットの洗濯方法をご紹介します。
手順は以下の通り。
- 洗濯ネットに入れる
- 普段着と一緒に洗濯する
- 幅が広めのハンガーにかけて乾燥
1、とても大事です。洗濯によっておこる衣類の絡まりは、型崩れの原因になりますので長く着たいなら洗濯ネットいれるようにした方が〇
2、洗剤は特にこだわらずOK。こだわりたい方は「おしゃれ着用」の洗剤でお洗濯してください。
3、最重要ポイント。細いハンガーで乾燥すると、肩の部分が飛び出て形が崩れたり乾きにくかったりします。 幅広のハンガーを使ってスウェットの型崩れを予防しましょう。
ご紹介した洗濯ネットとハンガーは、お気に入りのスウェットを『長く着る』上で非常に大事なポイントです。
手間もお金もそこまでかかりませんのでぜひ実践してくださいね。
ウエアハウスのスウェットのサイズ感。
※ウエアハウスは、スウェットのサイズ表記が異なります。
一覧表にしましたので、普段のサイズと間違えないように比較してくださいね。
<ウエアハウスのサイズ表>
Tシャツ | S | M | L | XL |
シャツ | 36 | 38 | 40 | 42 |
スウェット | 38 | 40 | 42 | 44 |
ジャケット | 36 | 38 | 40 | 42 |
TシャツをMサイズで購入している方は、40で大丈夫です。
スウェットの中にシャツを着たい方は、ワンサイズアップも検討してくださいね。
スウェットの経年変化も楽しもう!
ジーンズ同様にスウェットでも経年変化を味わえます。
スウェットは着回しのしやすいグレーを選択しがちですが、
経年変化を存分に味わうなら・・・ネイビーか黒などの濃い目の色を選ぶべし!
着込んで着込んでビンテージスウェットみたいになるころには、愛着が湧いて手放せない1着になっていますね。