本日は、UESのTシャツについてです。
UES製品全体に言えることですが、タイトフィットなシルエットなのでキレイめにアメカジを着こなしたい方におすすめのブランドです。
大阪と東京に直営店があって熱烈なファンのかたも多い人気ブランドなので、Tシャツをお探しの方はぜひご覧くださいね。
UES プリントTシャツ「FLORIDA」
2018年モデルですが、購入日は忘れてしまいました。
UESのTシャツはこれしか持っていませんが、 メーカーによって生地感や風合いが違って面白いですよね。
個人的にはテロんとした薄手のTシャツよりもしっかりした生地が好みです。
以前ウエアハウスのTシャツについて書かせていただきましたが 同じTシャツでも全く異なる風合いです。
☞WAREHOUSEのTシャツ
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/06/amekaji-t.html"]
それではUESのTシャツを見ていきましょう。 (購入時の写真はありませんが、加工により最初から古着の風合いが施されています)
ボディカラーは、ブラックのように見えますがネイビーです。
UESのTシャツは『デシ綿』と『オーガニック綿』がブレンドされており、着用時の肌触りはカサっとしたドライな質感です。
これが汗をかいたときでも肌離れが良くて快適なのです。
※デシ綿とは?
デシ綿とは、アジア在来種の綿のことです。繊維は短く、太いのが特徴。ざっくりとした風合いでガーゼっぽい肌触りです。デシ綿単体では糸にしにくいため、UESでは繊維の長いオーガニックコットンとブレンドしてオリジナルの生地を作っています。
http://ues.co.jp/dictionary-jp/index.php?title=%E3%83%87%E3%82%B7%E7%B6%BF
オーガニックコットンやスーピマ、スビン綿なんかはよく耳にしますが 、デジ綿使ってるアメカジブランドは他にあるんかな?
話がそれますが、最近の流行りなんですかね?
コットンの名前を全面に打ち出して特性や希少性を生かしてブランディングするのが。いち消費者として思うのは、確かにコットンによって着心地や肌触りに違いがあって面白い。
けど希少性については、商社の人間でないのでさっぱりわからないよね。
希少性を前面に打ち出した製品にちょっと心が惹かれてしまう気持ちも少なからずあるけど、買い物するときは実際に触って確認して『希少性以外の部分で』その製品に対して価値を見出せるかが大事なんじゃないかと。
買い物するときは気をつけたいですね。
話を戻しまして、少しディテールを見ていきます。
UESのTシャツのディテール解説
タグが一緒の色に染まっているのがわかりますか?
このTシャツは、製品を作ってから染色する『製品染め』という手法で生産されています。それに加えて、色褪せする染料が使われているので、ビンテージっぽい着込んだ様な雰囲気になっています。
首元については25㎜幅の3つ折りバインダーネック仕様で、伸びやすい首周りの強度が確保されています。
プリント部分をアップで見ていくと、細かくひび割れを起こしています。UESのラバープリントは、しっとりめの質感で細かく割れてくるのが特徴だと思います。
ちょっと比較にウエアハウスのラバープリントを見てみましょう。
ウエアハウスのラバープリントは、サラッとした質感で大ぶりに割れてくるイメージです。
よーく比べてみると違いますよね?
この辺りは好みの問題だと思いますが、同じプリント技法でも違いがあって楽しいのでいつもと違うブランドを試してみるのも面白いと思います。
Tシャツ内側には『WEAR WELL』=丈夫で長持ちですよ~といった意味のタグがつけられています。
内側にこっそりあるタグもチラッと見えた時に嬉しい仕様ですよね。
サイズ感について
サイズ感に関してはUESらしく非常にタイトでして、 UES正規店に足を運んで試着した際、店員さんに「伸びて良い感じにフィットするからこのサイズで」 と言われて購入したのを覚えています。
半信半疑で少しぴちぴちサイズを購入しましたが、結果は大正解だったと思います。 ただ私は、Tシャツが適度に馴染んでくるまでは寝巻きにしていました。
ある程度伸びて体型にフィットしてからは過度な伸びはありませんのでご安心を。
「古着の雰囲気も好きだけど、やっぱり新品の服が着たいな~!」という方に結構おすすめです。