今回は夏を快適に過ごせるアイテムであるハットについての記事です。
「ハットなんてちょっと無理!」って思いました?
いやいや、デニム素材なのでラフな雰囲気にマッチして使いやすいアイテムですよ。
ディテールやサイズ感などについて解説していますので、ぜひご覧くださいね。
デニムアーミーハットとは?
正式名称は「US ARMY M37 DENIM HAT」と呼ばれるアイテムでして、1930年~1940年代に登場したアイテムです。
オリジナルは、ビンテージ市場でも数が少なくなっておりなかなかお目にかかれない貴重なお品でして、とってもお値段も高くて手が出せません。
「M37」は6枚パネルですが、ウエアハウスのアーミーハットは4枚パネルでして、4枚パネルのデニムハットは「デイジーハット」と呼ばれ、これまたビンテージ市場で人気があります。
アーミーハットのノリ落とし【洗濯の様子】
今回は未洗いの状態で購入しました。
ワンウォッシュで雰囲気がガラッと変わりますのでご注目!
1回洗っただけでパッカリングが出て雰囲気モリモリになりましたね。
めちゃくちゃカッコいい。
ツバのステッチに沿って波打つようについたうねりが最高です。
では私が行った洗濯方法を見ていきましょう。
洗濯の様子
ノリ落としの方法は・・・(今回は手洗いで)
- 50~60度のお湯に30分つける
- 少量の洗剤で軽く洗う
- しっかりすすいで干す
超カンタンな3ステップ!
次回からはジーンズを洗う時に一緒に洗濯機にインして洗っていきます。
「おぉー!インディゴめっちゃ出たー!」
って言いたかったのですが、水が薄く青っぽくなる感じでした。
私の大きい頭でも大丈夫でした【乾燥前に行う秘技】
ウエアハウスの店長さんに教えてもらった秘技をレクチャーします。
頭が大きめな私(大きい私)、実は洗い後のサンプルだとややきつかったのです。
そこで教えてもらったのが、『洗って濡れている状態で内側から広げるようにして引っ張ると伸びるよ☝』という方法。
おぉー!!!
帰宅後、教えてもらったとおりに実践っ!濡れている状態で、伸ばす!伸ばす!伸ばーす!
結果は見事に良い感じのジャストサイズになりました。
ありがとう店長!
ちなみにメーカー記載の頭周は、ノンウォッシュ60㎝、ワンウォッシュ58㎝なので、もしデニムハットを被りたいけど、サイズ感で悩んでいた方はぜひやってみてくださいね。
ウエアハウスのデニムハット【ディテール解説】
ウエアハウスのデニムハットのディテール解説をしていきます。
ハットをひっくり返すと、4枚のパネルで構成されているのが良くわかると思います。
生地はテープで補強されており、テープに沿ってアタリがついていきます。
パネル1枚ごとに1つ開けられている菊穴は、ビンテージミシンによって開けられています。
※菊穴とは?
通気性を確保するためのディテールです。
ダックディガー名義のタグが縫いつけられています。
内側から見てもステッチに沿って生地がうねり、良い感じ。
無数に走るステッチと生地のウネリを見ただけで色落ちが楽しみです。
ちなみにウエアハウスのデニムハットは、帽子専用の工場では作られていません。ワークウエアと同じ工場で生産することで独特の雰囲気を出すようにしています。
ウエアハウスのデニムハットはいいぞ
購入に際してさまざまなメーカーのデニムハットを調べて試着してみたのですが、つば広の帽子だと「怪しい冒険家みたい!笑」って言われちゃいまして、ほどよいツバの広さと値段もほどほどなのでウエアハウスとなりました。
今まで所有したことのないアイテムでしたが、思った以上に使いやすくヘビロテしてます。
1つ持っておくととっても便利ですよ。