こんにちは。
本日は久しぶりの色落ちレポートです。
現在メインで穿き込み中のUES400sが、着用開始から204日目で3回目の洗濯をしたので色落ちの様子を詳しく見ていきます。
UES400s 穿き込み7か月
洗濯方法
- 洗濯方法 浸け置き洗い
- 洗剤 ナノコロイド
- 脱水方法 洗濯機6分
- 乾燥方法 裏返して天日干し
前回は脱水まで手作業で実施しまして、なかなか水分が抜けずに大変(マジで大変)だったので、今回は洗濯機を使いました。
☞前回の色落ち記録
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2020/04/ues400s-2.html"]
色落ち状況
いい感じに色落ちしてる箇所をピックアップしながら見ていきます。
ボタンフライ周辺は、かなり良い表情になってきているんじゃないでしょうか。
腰回りがスッキリとしたシルエットなので、ヒゲもしっかり入りました。
このヒゲを出すためにセカンドウォッシュを5ヶ月目まで我慢しましたから嬉しいのなんの。
ヒゲをアップにしてみました。
濃い部分はそのままで濃淡がしっかり出てていいですね。
洗剤の影響もあるかも?
UESはヤンピー(山羊)の革パッチ。
しなやかですべすべした触り心地です。少し色が濃くなってきたんじゃないか?ということで購入時の写真を見てみますと・・・
肌色っぽい感じからきつね色に変化しているのが一目でわかりますね。
革パッチの経年変化もジーンズの楽しみですよね。
隠しリベットはいいアタリが付きましたが、白タブはしっかりした素材なのかビクともせず。おそらくこのままの感じで変化はしなさそうです。
ポケット口に注目!UESのジーンズはポケット口の折り返しが少し山高になっているのでポケットの淵に沿って色落ちしててすごく好みな雰囲気。
裏返した状態での膝裏の状態です。
「これはすごい色落ちしてそうやわ~!」ってことで、天日干しから取り込んですぐに写真に収めてみました。
これをひっくり返してみると・・・
しっかりハチノスも定着しました。
ここまで定着すれば、後は普通に洗っても大丈夫ですね。
7か月目の色落ち状況の感想としては、しっかりと強めの濃淡がついてきて目指していた方向の色落ちに進んできているので満足。
ただ唯一残念なところは『パッカリングが少ない』こと。おそらく密度の高くて張りの強い生地なのでパッカリングが出にくいのかな~と。
乾燥機に入れればブリブリにつくんでしょうが、UESの公式サイトには「乾燥機を使うと革パッチが縮んだり割れたりするので推奨しない」って書いてあるので今回はやめとこうと思ってます。
色落ち状況はこんな感じです。
次はUESのジーンズの特徴である『茶綿』の雰囲気が出てきたのでWAREHOUSEのジーンズと比べて見ていきます。
茶綿の良さが少しずつ出てきた
まずは茶綿がどのようなものなのかは、デニム生地の裏側を比べるとよくわかります。
下がUESのジーンズでして、裏地がうっすら茶色いですよね?これは紡績(糸を作る作業)の時に茶綿をブレンドしているからですね。
それでは色落ちの違いを観察してみます。
左がWAREHOUSEのDD-1003sxx(大戦モデル)
右が今回穿き込んでいるUES400Sです。
別角度から見てみましょう。
左のWAREHOUSEのジーンズは、白っぽい感じの色落ち。UESは、くすんだ感じの色落ちですよね。
これがUESのデニム生地の魅力でして、他にはあまりない『茶綿』を含ませているからこそ出せる雰囲気でしょう。
もっと色落ちしてきた時にもう一度比べて見ようと思います。
今後の予定
洗濯頻度は月1回くらいのペースで、裏返してナノコロイドによる浸け置き洗いは継続していこうと思います。
とはいえ、梅雨時期に突入していくので洗いたい症候群が出てきそう。
洗濯の我慢しすぎは悪臭の原因にもなりますので、適度に洗いつつメリハリ重視で育成していきます。
☞デニム用洗剤『ナノコロイド』の記事はこちら。
[clink url="https://amekaji-jeans.com/2019/10/denim-wash.html"]
新企画?
デニム用洗剤の頂上決戦!?
ちょっと自分でも呆れてしまいますが、どれが一番いいのか気になってしまいまして買っちゃいました。
どんな風に検証してお伝えすれば一番わかりやすいのかを考え中ですので、こちらも楽しみにしていただければ。
それでは今日はこのへんで。